[exhibition] 景色
作品が響き合うことで生まれる「景色」を、暮らしへ持ち帰る。
暮らしに寄り添う作品を通じて、空間そのものを体験する展示として開催。
来場者が作品単体ではなく、「この景色がいいな」という感覚とともに暮らしへ迎え入れることを目指しました。
Overview
/開催期間/
2023.10.27-30
/開催場所/
gallery yururi (東京・自由が丘)
錆染めの作家・村上慶子さんと、陶芸作家・下村淳さんを中心に、金工、硝子、中国茶器、花器などの異なる素材の作家を迎え、それぞれが自然に呼応する展示空間を構成しました。
Futured Artists
・下村淳|陶器
・村上慶子|錆染
Participating Artists
・Eliu|中国茶器
・奥澤華|金工
・小宮崇|硝子
・伊藤萠子|花器
Role
・コンセプト設計 | 展示全体のテーマ・物語設計
・作家キュレーション | テーマに合わせた作家・作品選定
・空間ディレクション | 空間構成・展示演出
・体験設計 | 展示を巡る体験・導線設計
Direction
Theme Design(テーマ設計)
「景色」は、作品そのものだけではなく、作品同士が響き合うことで生まれる空間全体をひとつの景色として捉えた企画展です。
展示の中で心が動いた場所を、手のひらでそっと掬い上げるように、自分の暮らしへ持ち帰ってほしい。
そんな思いから、一つひとつの空間に異なる景色が生まれるよう設計しました。
錆染めの布が映し出す自然の表情と、古典的な技法を用いながらも、現代の暮らしに自然と馴染むモダンな佇まいが印象的な器。それぞれの素材や質感が重なり合うことで、新たな景色が立ち現れることを目指しました。


Curation
本展では、村上慶子氏の錆染めが、中国茶の設えの中で用いられることが多い点に着目し、その世界観を軸に作品を選定しました。
中国茶器や花器、金工、硝子など、茶の時間を彩る道具や設えとなる作品を取り入れ、それぞれが自然に呼応する構成に。
異なる素材や技法でありながら、静けさや余白を感じさせる佇まいを共有する作品を集めることで、空間全体に一つの景色が生まれることを目指しました。
作品単体の魅力だけでなく、それぞれが響き合うことで生まれる空気感までを含めて体験できるよう、作家選定から構成まで、一貫した視点でキュレーションを行いました。

Visual Direction
「景色」というテーマを空間全体で表現するため、作品だけではなく装花や写真表現まで一つの展示として構成しました。
会場装花はフラワーアーティスト・PAUSE吉原友美さんが担当。作品の色彩や質感、季節の移ろいに呼応する植物を選び、展示の中に自然な景色が立ち上がるよう設えました。
展示写真は写真家・川口大藏さんが撮影。作品単体の記録ではなく、器や布が暮らしの中にある情景や、その場に流れる空気感まで感じられるビジュアルを目指しました。




フラワースタイリスト|PAUSE 吉原友美
Photography|川口大藏
Display Design
展示空間をいくつもの「景色」の集まりとして捉え、それぞれの場所に異なる暮らしの情景がうまれるよう構成しました。来場者が心惹かれた景色を、そのまま暮らしへ持ち帰るような展示を目指しました。

Gallery





