[exhibition] 3rd anniversary
「五感を使って愉しむ周年企画展」
moganaの周年祭として開催
作品のもつ、佇まいを形作る感覚が魅力的な作家による、五感を使って愉しむ作品展として企画。
また、企画展に合わせてオリジナルコラボ作品を制作。

Overview
会期:2024.7.19-21
場所:esu gallery(東京)
Futured Artists
・直井真奈美|陶
・落合可南子|蝋
Role
・コンセプト設計 | 3周年を記念し、moganaの世界観を体験できる展示を企画。
・作家キュレーション | 作品同士が響きあうよう、作家・作品を選定。
・空間ディレクション | 空間構成・展示演出
・コラボレーション企画 | 企画展のためのオリジナル共同制作作品の企画・設計
・香り企画 | コラボ作品に添えるオリジナルの香り設計
Direction
Theme Design(テーマ設計)
moganaの3周年を記念し、オンラインを越えて直接お客様へ届ける場として企画。
これまで大切にしてきた「暮らしに寄り添うもの」「空気感や景色を届けること」を、作品や空間を通して体感していただける場を目指しました。
また、この企画展をきっかけに、作家同士の関係性から新しい作品を生み出す取り組みとして、
初めてのコラボ作品制作もスタート。
単なる周年企画ではなく、moganaのこれまでと、これからを繋ぐ展示として構成しました。

Curation
夏の開催に合わせ、直井真奈美さんの持つ美しい白の世界観を軸に構成。
直井さんの作品は、器として使うものでありながら、機能として存在するだけではなく、空間の中に静かに存在感を放つ、アートピースのような魅力を感じていました。
そこに合わせたのが、落合可南子さんの蝋作品。
落合さんの作品は、感じ取った風景や情景を蝋という素材を通して表現されており、作品そのものを愛でる感覚が強くあります。
「使うことのできるアート」と「景色を映し出すアート」 異なる表現でありながらも、どちらも静かに心に残る感覚を持っていることに惹かれ、この二人の作品が重なることで新しい景色が見えてくると考えました。
Space Direction
7月の開催に合わせ空間全体の色彩を、白・キナリ・ブルーで構成。
直井さんの白艶の器を中心に、落合さんの蝋作品の色味を絞り、夏の光や涼やかな空気感を感じられる空間を意識した。
さらに、作品から受け取った情景を風景写真として表現し、写真家 川口大藏氏と協働で制作。
作品・写真・空間が静かに響き合い、ひとつの風景として感じられる展示を目指しました。

Photography|川口大藏
Collaboration work
「bonbonniere」ボンボニエール
3周年を記念し、初めてのコラボレーション作品として制作した「bonbonniere」

直井真奈美さんの印象的な蓋付きのゴブレットをベースに、新たなかたちとしてデザインしていただき、その中に、落合可南子さんによる香りを纏った蝋作品を納めました。
この作品で大切にしたのは、「自分のための時間」
一日のはじまりや終わり、ふと足を止めたとき。
静かに蓋を開け、お気に入りの作品と香りに向き合う。
誰かのためではなく、自分自身をいたわり、心を整えるための、小さなお守りのような存在を目指しました。
中に収めた蝋は、琥珀糖をモチーフに制作。
蓋を開けた瞬間に思わず心がほどけるような高揚感と、一粒ずつ香りを愉しみながら、自分だけの小さな宝物を見つめるような時間を表現しています。
また、この作品のためだけにオリジナルの香りを調香しました。
作品を眺め、香りに触れる時間そのものが、自分へと意識を向ける穏やかなひとときになることを願っています。
「bonbonniere」という名前は、砂糖菓子を入れるための入れ物を意味する言葉から。
ご褒美のお菓子を大切にしまっておくように、自分自身を慈しむ時間をそっと閉じ込めた作品です。



器|直井真奈美
蝋・調香|落合可南子
Gallery










